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ISMS(ISO27001)認証の費用|9項目の内訳と見積もりの作り方

ISMS認証の総費用は、審査機関への支払いだけでなく、準備・運用を担う社内の時間や追加対策も含めて考えます。全国共通の価格として提示できる根拠がないため、このページでは相場の断定をせず、9項目の内訳と自社の見積もりを作る手順を示します。初年度と認証後の維持費を分け、外部支出と内部工数を区別してください。

公開日: 2026-09-10·最終更新: 2026-10-09

目次

  1. 初年度と維持費を分ける
  2. 費用の内訳|9つの構成要素
  3. 人数だけで総額を決めない
  4. 内部工数を金額に換算する|架空の計算例
  5. 見積もりの比較で確認すること
  6. 費用を抑える前に、必要な範囲を整理する
  7. 出典と情報の範囲

初年度と維持費を分ける

初回の準備・審査と、認証後の審査・運用を別々に計画します。認証取得の進め方を確認し、各審査の時期・請求条件・更新までの計画を契約する審査機関に確認してください。

費用の内訳|9つの構成要素

費用項目計上する場面見積もりで確認する範囲
初回登録審査初年度第一・第二段階、旅費、追加審査の扱い
登録料・管理料登録時・維持時審査料との重複、毎年の請求有無
サーベイランス審査維持時対象年度、旅費、変更に伴う追加費用
更新審査更新時更新時期、審査料と登録料の区分
外部コンサルティング準備・運用時文書作成、レビュー、監査支援の含有範囲
ツール・SaaS準備・運用時利用人数、導入費、出力・解約時の条件
内部工数(人件費)準備・運用時文書、リスク、教育、監査、レビューの作業時間
教育・研修準備・運用時受講料と受講者の内部工数を分ける
追加対策必要時機器・設定・施設対策と維持費

金額は審査機関や支援先への個別見積もりで埋めます。外部支出の小計と内部工数の評価額は別に示し、合計の含有範囲を明記してください。

人数だけで総額を決めない

JQAの公式FAQでは、対象組織の人員数・事業所数などに応じて審査料金を算出すると説明しています。人数だけの表から総額を決めず、対象事業・拠点・要員数をそろえて見積もりを取ります。コンサル、ツール、内部工数は審査料金と別に評価します。

内部工数を金額に換算する|架空の計算例

内部工数の評価額は「作業別の時間 × 自社で設定する時間単価」で計算します。以下は計算方法を示す架空の例で、相場・標準工数ではありません。必要な文書と記録をもとに自社の作業を洗い出してください。

仮に準備作業120時間、社内評価単価3,000円/時間なら、内部工数の評価額は36万円です。これは審査料・コンサル費・ツール費を含みません。維持時の工数は別に見積もり、外注と内製が重複する作業を二重計上しないようにします。

見積もりの比較で確認すること

  • 初回・維持・更新の対象期間をそろえ、更新費用が比較期間に入るか確認する
  • 税込・税別、旅費、追加審査、登録料などの含有範囲をそろえる
  • 外部支出と内部工数を分け、同じ作業の二重計上を避ける
  • 適用範囲・拠点・要員数と、外部支援の成果物・担当範囲をそろえる

費用を抑える前に、必要な範囲を整理する

取引先要件と自社の活動から適用範囲を検討し、既存の文書・運用記録を活用します。外部支援は依頼する作業と社内で担う作業を明確にしてください。ツールは一元管理に使えるかを評価し、費用削減効果を前提にしないでください。公開デモでは架空データで操作を確認できます。

出典と情報の範囲

料金の算出条件はJQAの公式FAQ、見積もりに必要な項目はJQAの見積依頼案内で確認しました(2026年10月9日)。これらはJQAの案内であり、全国の相場を示す資料ではありません。9項目の分類と計算例は本記事の予算整理用の編集例です。

よくある質問

最低いくらで取得できますか?
全国共通の最低価格はこのページでは提示できません。対象事業・拠点・要員数を整理して審査機関へ見積もりを依頼し、内部工数や追加対策も別に評価してください。
内部工数は見積もりに含めますか?
社外への支払額と社内工数を分けて示します。工数を金額に換算する場合は時間と自社の評価単価を明記し、合計に含めた費用を説明してください。
維持費も必要ですか?
認証後の審査、文書・リスク・教育・監査等の運用にも支出と内部工数が生じます。更新時の費用も含め、契約する審査機関の計画で確認してください。

次に、画面で試す・現在地を整理する

公開デモは架空データで操作を試す場です。セルフチェックは5問で準備状況を大まかに整理する研究用の簡易チェックで、監査や管理策別の適合性評価ではありません。回答内容は送信されませんが、利用イベントと結果帯は既存の計測対象です。研究参加は任意です。

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本記事は一般的な情報提供を目的としており、審査結果や認証取得を保証するものではありません。制度・費用は変わることがあるため、最新情報は審査機関等でご確認ください。

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